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品川大井プレイルーム/会員様のお便り

親子ともども刺激を受けて

品川大井プレイルーム
保護者会員 野村 幸司 様
小学生クラス 野村 有希ちゃん(7歳)

品川大井プレイルーム

初めて品川大井プレイルームを訪問したのは娘が3歳を迎えようとする夏、今から約5年前のことです。何か工作教室のようなものに娘を通わせられないかと思い、インターネットで探していたところ、ふと目についたのが品川大井プレイルームの体験コースの案内でした。
「全身を使ってトンネルを塗りまくって遊ぼう!」という刺激的なタイトルを見て、創作教室なのに"遊ぼう"???と不思議な印象を受けたのと同時に、何か通常の教室とはちょっと違うノリを感じ取り、期待が膨らんでいったのを覚えています。
そして体験コース当日、はじめて体験したアトリエの様子は私の想像をはるかに超えるものでした。ちょうど子どもたちが入れるくらいのトンネルと絵の具が用意され、「中に入って自由に描いていいよ!」と言われたときの子どもたちの嬉しそうな顔。「はだしになっていい?」「足に絵の具つけて歩いていい?」と聞いてくる娘。「もちろんいいよ。いーっぱい遊んできて!」と答えたときの本当に嬉しそうな娘の表情は、今でも忘れられません。
この時点で私の中では、娘を今後もアトリエに通わせることが確定していました。帰り道、娘に「今日は楽しかった?また行きたいと思う?」という意志確認をしましたが、もちろん娘の答えは決まっていました。
娘を通わせる決め手になった、もうひとつのポイントは、創作教室なのになぜか"お料理"がある、ということです。私も妻も料理が大好きで、そして娘も食べることが大好きです。創作ができて遊べて、そして料理もできるなんて娘にとって良いこと尽くめで通わせない理由はありません。
実際に親子クラスに通い始めてからは、楽しい経験をいっぱいさせていただきました。家庭では絶対に用意できない膨大な量の積木で大きな街をつくったときの感動は、とても言葉では言い表せません。ときには親子ともども裸足になって、絵の具をつけて紙の上を歩き回りました。はじめて娘がつくった料理を持ち帰り、食べたときの妻の表情は本当に嬉しそうでした。
どれもわくわく創造アトリエでなければ体験できなかった貴重な思い出です。
あれから5年が経ち、娘は今も小学生クラスに通っています。親子クラスを卒業してからというもの、私自身は送り迎えだけの立場となり、創作中の娘の様子を見られないことがちょっと残念ではあります。それでもたまに早く迎えに行った際に見られる娘の表情は真剣に創作に取り組む創作者のそれであり、初めてアトリエを訪れた頃と比べると大きく成長したなぁと感じます。
そんな娘に刺激され、私自身もこの春から「童具子育て講座」に参加させていただくことにしました。
娘と一緒に創作活動をしていた頃のことを思い出しながら、当時とは違う、今度は教える側の目線ではどういうところに気を配るべきなのか、といったあたりを学ばせていただいています。毎回聞かせていただける和久先生のお話も楽しみです。和久先生のお話をうかがっていると、先生がいかに若い頃から幼児教育と童具づくりに情熱を注がれてきたか、そしてご高齢になられた今もその情熱が先生の中で消えることなく燃え盛り続けているのだということを思い知らされます。
今年は親子ともども、それぞれプレイルームと子育て講座で学ばせていただきますので先生方、改めてよろしくお願いします。
そして和久先生、お体にお気をつけて、いつまでも子どもたちを見守ってあげてください。今後とも、よろしくお願いいたします。

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