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フォトレポート

和久洋三のわくわく創造アトリエでは毎回「かたちとつながり」をテーマに活動しています。球、円柱、四角柱、三角柱、面線点…。これらの「かたち」に沿った、子どもの自発性から生まれる創造活動の世界の一部を写真でご覧下さい。
2020.11.02 更新

第1回/振り子の軌跡 第2回/針金と紙管のローラー 第3回/ガーゼの版画
面線点の画像 面線点の画像
【アトリエでのひとこま】
はじめに、アトリエの天井に吊るしたロープで、ブランコ遊びをしました。屋内にブランコがあることが非日常的だったのか、どの年齢の子も大盛り上がり。
ある親子クラスのお母さんは、「普段、公園でブランコに乗れないのに、ここでは乗れました!」とおっしゃっていました。
幼小・アートクラスでは、ロープからロープに床に足がつかないようにアトリエの端から端まで行く、アスレチックのような遊びで盛り上がりました。
その後の造形活動では、紐に吊るした絵の具を揺らして、振り子の軌跡を描きました。2歳の子がコップの振り子がだんだんと勢いがなくなって最後に止まるまで、じいっーと見ていたのが印象的でした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2020年2月の活動
2020.10.05 更新

第1回/彩色・絵画 第2回/おうちづくり
【アトリエでのひとこま】
絵画の活動を行いました。
モチーフとしてパイナップルとプチトマト、メキシカンハットと瓜、ハイビスカスの三つを用意しました。私たちアトリエスタッフも子どもたちがどんな作品を描いてくれるのか毎回楽しみにしていますが、それは子どもたちにとっても同じようです。どのクラスでも適度な緊張感が流れ、ひさしぶりの絵画活動を楽しんでいる様子が伝わってきます。
コロナウイルスの影響により休室していたアトリエが再開されてから、年中のAちゃんは、アトリエでおしゃべりをして、笑って、駆け回り、全身でアトリエを楽しみ発散しています。
ところが今回の絵画活動では打って変わって、じっと座って筆を走らせ、作品を完成させて、「終わったよ」と言うまでほとんど一言も発しませんでした。ただ「やりきった」という充実感が、作品の隅々まで伝わってきます。
Yちゃんだけでなく、普段とは違う子どもたちの様子を見ることができるのが絵画の活動の魅力です。アトリエに通う子どもたちは絵画の活動の楽しみ方を身につけているようです。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2020年8月の活動
2020.08.28 更新

第1回/木端と角柱紙管のオブジェ 第2回/発泡スチロール三角柱のレリーフ 第3回/三角屋根のおうちづくり
【アトリエでのひとこま】
はじめに、8個の直角二等辺三角柱の積木で遊びました。
この遊びは、直角二等辺三角形と正方形との関係性や、相似や合同を遊びながら体感することができます。
また、少し動かすだけで様々に形が変化していくため、予想も出来なかった形が生まれます。子ども達がみたて遊びをしだすと手が止まりません。「おうちになった!」「亀の形ができた!」「新幹線になった!」と色々な形を作っていました。
ご自宅でも直角二等辺三角柱8個と布ガムテープで簡単に作れますから遊んでみてください。
その後の造形活動では、直角二等辺三角柱の発泡スチロールを、スチロールカッターでカットして作品を作りました。
はじめの遊びを充分にした後だったからか、作り出す前にどんな形を作るかイメージをしっかり持った子が多かったようですが、手を動かすうちに思わぬ形が生まれ、驚きと発見がありました。
直角二等辺三角形の形の特性にたっぷりと触れたアトリエ活動でした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2020年1月の活動
2020.07.27 更新

第1回/積木「チンクエテッレ」 第2回/墨汁で木炭のスタンプ 第3回/ケチャップライスのプレゼント
【アトリエでのひとこま】
積木活動をしました。テーマは、イタリアの世界遺産「チンクエテッレ」。崖に作られ、昔は陸路がなく、海から船でしか行くことのできなかった街です。今回は<プレイボックス>を崖にみたてて、街を作りました。
崖に階段を掛ける子がいたり、床に船を作る子がいたりと、壁に貼っていた写真からそれぞれが興味を持った部分を作っていました。
ある幼小クラスでは、崖の左右に2、3人ずつ別れ、それぞれの陣地として相手の陣地に向けて砲台を作ったり、城壁を作ったりと大盛り上がり。「ここを踏むと大砲が飛んでいく仕掛けにしよう」「ここは、収納箱を使って絶対壊れない秘密基地にしよう!」など、どんどんアイディアが出て来ます。チンクエテッレは、11世紀に要塞都市として築かれた街です。恐らく活動の初めにしたその話からアイディアを得て作りだしたのだと思います。完成した作品はテーマである「チンクエテッレ」とは少々離れていたかも知れませんが、子ども達が自分で考えて自分で作り出した世界は見事でした。アトリエでは、用意したテーマに縛られず、子ども達の声を拾い、自由に創造活動が展開する場でありたいと考えています。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2019年12月の活動
2020.06.26 更新

第1回/マンモス肉づくり 第2回/波段ボールの版画 第3回/絵画
【アトリエでのひとこま】
巻段ボールの版画をしました。巻段ボールを巻いて円柱状にして並べたものを版にし、上から絵具を塗って、紙を載せて刷ると円柱の断面である、円が見えてきます。
円柱は丸い面を机に置いて、上から見ると円が見え、横から見ると四角が見えます。
球は、どこから見ても円に見え、立方体は、どの面も四角に見えます。円柱は、球と立方体を関係づける形です。この活動は版画を通して、その円柱や円の特性(動く、とどまる)を遊びながら体感してもらうのが狙いです。
巻段ボールを巻く活動は、どの年齢の子も手が止まりませんでした。年齢が高くなるにつれ、より大きな渦巻円柱を作るために、巻段ボールを何重にも重ねていました。
そしてできた作品は、美術館に飾ってあっても引けを取らない素敵な作品ばかりでした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2019年11月の活動
2020.05.29 更新

第1回/ボール転がし 第2回/スチロール球の軌跡 第3回/石膏の球のオブジェ
【アトリエでのひとこま】
今回は、毎年恒例!雨樋や紙管などを使って、<カラーボール>を転がす部屋中ピタゴラスイッチ作りをしました。
『この活動を1年間待っていた!』『ボール転がしの活動が1番好き!』と、待ちのぞんでいる子がいる人気の活動で、どのクラスも熱中していました。
親子・幼児クラスでは、初めに<ママボール>で遊びました。たくさんのボールに大盛り上がりでした。次に<カラーボール>をコースに転がしました。同じコースに何度も転がしてボールの動きをじっと観察する子、ボールを一気に転がしてみる子、様々です。
幼小・アートクラスでは、様々な素材や童具を使用して、少しずつコースを作っては何度もボールを転がして調整し、試行錯誤しながら作る姿が見受けられました。
和久先生は、発展していくものは秩序があるとおっしゃっています。球は中心点から外周までが一定で、形の中で最も単純な秩序を持っています。だからこそ、親子クラスから幼小・アートクラスまで、年齢に関わらずみんなが楽しむことができるのでしょう。ボールは子ども達が生み出す創造力を育む、かけがえのない存在です。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2019年10月の活動

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