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フォトレポート

和久洋三のわくわく創造アトリエでは毎回「かたちとつながり」をテーマに活動しています。球、円柱、四角柱、三角柱、面線点…。これらの「かたち」に沿った、子どもの自発性から生まれる創造活動の世界の一部を写真でご覧下さい。
2021.04.27 更新

第1回/ボール転がし 第2回/クラフトバンドの球づくり 第3回/球の軌跡
【アトリエでのひとこま】
毎年行っている球の活動、<カラーボール>の『コースづくり』をしました。いろいろなコースが少しずつ変化しながら、アトリエの四方に広がっていく様子に子どもたちは目を輝かせ、時間いっぱいボール転がしを楽しみました。
どの年齢の子どもたちもコースづくりを楽しむだけでなく、「転がし方」を工夫して球の動きの変化を楽しんだり、一つのボールを勢いよく転がしたり、反対に優しく置いてみたり。お皿いっぱいに入れたボールを一気に転がしてでる大きな音を楽しんでいる子もいました。
幼児クラスのHちゃんは活動の初めから「転がさない」と言いきって、本当に最後まで「集めること」を時間いっぱい楽しんでいました。まずは転がってきたボールを回収してボックスに集めます。他の子どもたちが転がすボールが1つもなくなると、今度はお皿にボールを入れて配り始めました。丁寧に色まで仕分けていたときには本当に楽しんでいることが伝わってきました。驚いたのは活動の終盤です。他の子どもたちがコースに変化を加えようとするなか、Hちゃんはゴールに工夫をして、転がってきたボールがどんな風にカゴに落ちるかを楽しんでいました。最後まで自分らしい楽しみ方で活動を充実させていました。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)
2021.03.24 更新

第1回/抽象画 第2回/ベニア板と布の構成 (※第3回はコロナの影響により休室しました)
【アトリエでのひとこま】
紙粘土と絵具を使って抽象絵画を制作しました。
まずは粘土でマチエル(作品の材質がもたらす効果)を板につけていきました。1歳児の子ども達は、粘土の感触を楽しむようにニコニコしながら粘土を伸ばし、小学生や中学生はヘラを使って器用に粘土で凹凸をつけています。まるで左官職人のようでした。
次に、マチエルをつけた画面を線で分割し絵具(リキテックス)で塗り分けをしました。小学2年生の男の子は粘土を点々と貼り付け、その粘土の部屋をつくるかのように画面を分割し、さらに普段使わない3原色だけを使って塗り分け、うずまき模様を描いてみたりと新しい試みをしていました。時間ぎりぎりまで試行錯誤し、制作に取り組む彼の後ろ姿は頼りがいのあるステキな少年に思えました。
作品が完成すると「自分の作品っぽくない、でもとても気に入っている」と達成感にあふれた表情をしていました。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)
2021.03.04 更新

第1回/立方体スチロールのオブジェ 第2回/段ボールで三角のスタンプ 第3回/スチレンペーパーの正四面体
【アトリエでのひとこま】
「三角→三角柱」をテーマに、正三角形の発泡スチロールを4枚使用して三角錐(正四面体)のオブジェをつくりました。曲線、直線と、正三角形の辺の切り出し方によってがらりと作品の印象が変わります。さらに、制作の最後に正三角形を接着して立体にすることをイメージして空間を作ることが必要でした。
そんな情報量の多い工程の中にも新しい発展を見せてくれるのが、アトリエの子どもたちです。
なかでもアートクラスの子どもたちはアトリエ歴も長く、こちらが驚くことを当たり前に行います。「他の子の作品とおなじように見えるのは嫌なんだよね」と呟いた中学1年生のK君。
厚さ僅か2mmの発泡スチロールが二つに切れないように調整しながら、スチロールカッターに押し付けると、細い直線の表情が表れました。着彩時にその溝にだけ絵具が着かず、白くのこるのも当然織り込み済みでした。
アトリエに通い始めてもうじき11年にもなるK君。積み重ねることの素晴らしさを教えてくれます。発想が湧いたあとその作業にのめり込んでいく姿に胸を打たれました。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)
2021.01.27 更新

第3回/ 積み木 チンクエテッレ
【アトリエでのひとこま】
積み木で塔づくりをしました。
今回は親子クラスから幼小クラスまですべてのクラスで、45mmの積木の他に、久々に30、60mm基尺の積木も組み合わせて活動をしました。幼児クラスでは30mmの立方体を紹介すると、「小さーい!」と歓声があがり、さらに3種類の積木は、大きさは異なっても、それぞれを積み重ねると必ず同じ高さになることを伝えるとみんな興味津々な様子でした。
3種類の基尺の積木を組み合わせてつくり上げていくことは、決して簡単なことではないはずですが、子ども達は手を動かしながら、どの積木を積んだら高さが合うかを直感し、塔が倒れないようにバランスを見ながらどんどん積み上げていきました。アトリエには立派な塔がたくさん完成しました!(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)
2021.01.06 更新

第2回/ 時計づくり
【アトリエでのひとこま】
ベニヤ板に積木の端材である木っ端を構成して時計づくりをしました。
日々の生活の中で慣れ親しんだ「時計」ということもあり、どの子もただちに制作にとりかかりました。
ある幼児クラスで、時計をつくると知った瞬間、みんなでお尻を軸にくるくる回って自身を時計に見立てて遊びだした姿は印象的でした。
今回、様ざまな木っ端を用意したところ、色とかたちを意識し、気に入ったかたちを自分の取り皿に山盛りに入れる子や、慎重に1つずつ選ぶ子など、それぞれでした。
小学1年生の女の子はアトリエの時計と自分の時計とを見くらべて、「私の時計も、ちゃんと時間が進んでいる!」と満足気でした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)
2020.11.30 更新

第1回/ 鏡と木端の構成
【アトリエでのひとこま】
木端(積木をつくる工程で出る端材)を鏡に装飾して作品を作りました。
わくわく創造アトリエで木端を使った作品をつくる時は、絵具の発色をよくするために、木端に白いペンキで下地塗りをしてから着色します。今回の作品も下地塗りをしてから絵具で着彩をし、鏡に貼り付けました。工程数が多く、時間がかかる作業ですが、どの子も下地塗りから絵具での着彩まで、まるではじめて絵具を触ったかのように、絵具の感触や混ざり具合などをとても楽しそうに味わっていたのが印象的でした。
幼児クラスの年少の男の子は、昨年度まで親子クラスでお母さん、お父さんと一緒に活動していたこともあり、アトリエに入室してすぐは、お母さんから離れるのが寂しい様子でしたが、色を塗り出すと、「先生、この色見て!」「手に絵具がたくさんついたよ!」とニコニコ笑って報告してくれました。作品が出来上がった時は、「出来た!」と満面の笑みでした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)
2020.06.26 更新

第1回/マンモス肉づくり 第2回/波段ボールの版画 第3回/絵画
【アトリエでのひとこま】
巻段ボールの版画をしました。巻段ボールを巻いて円柱状にして並べたものを版にし、上から絵具を塗って、紙を載せて刷ると円柱の断面である、円が見えてきます。
円柱は丸い面を机に置いて、上から見ると円が見え、横から見ると四角が見えます。
球は、どこから見ても円に見え、立方体は、どの面も四角に見えます。円柱は、球と立方体を関係づける形です。この活動は版画を通して、その円柱や円の特性(動く、とどまる)を遊びながら体感してもらうのが狙いです。
巻段ボールを巻く活動は、どの年齢の子も手が止まりませんでした。年齢が高くなるにつれ、より大きな渦巻円柱を作るために、巻段ボールを何重にも重ねていました。
そしてできた作品は、美術館に飾ってあっても引けを取らない素敵な作品ばかりでした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2019年11月の活動
2020.11.02 更新

第1回/振り子の軌跡 第2回/針金と紙管のローラー 第3回/ガーゼの版画
面線点の画像 面線点の画像
【アトリエでのひとこま】
はじめに、アトリエの天井に吊るしたロープで、ブランコ遊びをしました。屋内にブランコがあることが非日常的だったのか、どの年齢の子も大盛り上がり。
ある親子クラスのお母さんは、「普段、公園でブランコに乗れないのに、ここでは乗れました!」とおっしゃっていました。
幼小・アートクラスでは、ロープからロープに床に足がつかないようにアトリエの端から端まで行く、アスレチックのような遊びで盛り上がりました。
その後の造形活動では、紐に吊るした絵の具を揺らして、振り子の軌跡を描きました。2歳の子がコップの振り子がだんだんと勢いがなくなって最後に止まるまで、じいっーと見ていたのが印象的でした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)

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