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フォトレポート

和久洋三のわくわく創造アトリエでは毎回「かたちとつながり」をテーマに活動しています。球、円柱、四角柱、三角柱、面線点…。これらの「かたち」に沿った、子どもの自発性から生まれる創造活動の世界の一部を写真でご覧下さい。
2020.06.26 更新

第1回/マンモス肉づくり 第2回/波段ボールの版画 第3回/絵画
【アトリエでのひとこま】
巻段ボールの版画をしました。巻段ボールを巻いて円柱状にして並べたものを版にし、上から絵具を塗って、紙を載せて刷ると円柱の断面である、円が見えてきます。
円柱は丸い面を机に置いて、上から見ると円が見え、横から見ると四角が見えます。
球は、どこから見ても円に見え、立方体は、どの面も四角に見えます。円柱は、球と立方体を関係づける形です。この活動は版画を通して、その円柱や円の特性(動く、とどまる)を遊びながら体感してもらうのが狙いです。
巻段ボールを巻く活動は、どの年齢の子も手が止まりませんでした。年齢が高くなるにつれ、より大きな渦巻円柱を作るために、巻段ボールを何重にも重ねていました。
そしてできた作品は、美術館に飾ってあっても引けを取らない素敵な作品ばかりでした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2019年11月の活動
2020.05.29 更新

第1回/ボール転がし 第2回/スチロール球の軌跡 第3回/石膏の球のオブジェ
【アトリエでのひとこま】
今回は、毎年恒例!雨樋や紙管などを使って、<カラーボール>を転がす部屋中ピタゴラスイッチ作りをしました。
『この活動を1年間待っていた!』『ボール転がしの活動が1番好き!』と、待ちのぞんでいる子がいる人気の活動で、どのクラスも熱中していました。
親子・幼児クラスでは、初めに<ママボール>で遊びました。たくさんのボールに大盛り上がりでした。次に<カラーボール>をコースに転がしました。同じコースに何度も転がしてボールの動きをじっと観察する子、ボールを一気に転がしてみる子、様々です。
幼小・アートクラスでは、様々な素材や童具を使用して、少しずつコースを作っては何度もボールを転がして調整し、試行錯誤しながら作る姿が見受けられました。
和久先生は、発展していくものは秩序があるとおっしゃっています。球は中心点から外周までが一定で、形の中で最も単純な秩序を持っています。だからこそ、親子クラスから幼小・アートクラスまで、年齢に関わらずみんなが楽しむことができるのでしょう。ボールは子ども達が生み出す創造力を育む、かけがえのない存在です。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2019年10月の活動
2020.5.14 更新

第1回/砂絵 第2回/ナンとフルーツカレー 第3回/機械部品の石膏レリーフ
【アトリエでのひとこま】
機械部品と石膏でレリーフ作品を作りました。
「石」は「公園や河川敷などにあるもの」という認識の子が多いため、石膏を使用する活動の際は、毎回「えっ?石を作るの!?」と目を丸くさせながら驚く子がたくさんいます。
石膏は水と混ぜるので、流し込むまではヨーグルトのようなトロトロな状態です。型に流し込んだあとも親子クラスの子や、初めて石膏を使用する子は「本当に石になるの?」と不思議そうにみつめていました。
石膏が硬化するまでの間は、親子・幼児クラスでは<ケルンブロック>で遊び、幼少クラスでは機械を解体し、機械部品の取り出しを行いました。ビデオデッキやキーボードなど、解体して初めて中身を見て「こんな風になっているんだ」「こんなパーツもあるんだ」と興味津々でした。
いよいよ石膏が硬化し、見てみると、細かい機械部品の模様が石になって完成!どの子も「すごい!」と驚きと満足げな表情でした。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)※2019年9月の活動
2020.03.25 更新

第1回/レリーフ絵画 第2回/ローラーの描画と転写 第3回/ベニヤの色面構成
【アトリエでのひとこま】
今回は、粘土で形を作ることによって、色を塗る時に形に意識が向かうように考えられた「レリーフ絵画」の活動を行いました。粘土で形を作ると、絵画と工程が違うからか、毎回青ばかり使う子が赤で背景を塗ったり、ピンクばかり使う子が深い緑で色を塗ったりと、普段と違うことを試している子が多くいました。
アトリエでは、子ども達が新しいことを経験できる場でありたいと思っています。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)
2020.03.02 更新

第1回/トレーシングペーパーで彩色活動 第2回/色粘土のオブジェづくり 第3回/版画
【アトリエでのひとこま】
はじめに<ケルンモザイク45六角シリーズ>で、正三角形、菱形、台形、鈍角二等辺三角形、直角不等辺三角形を、正三角形や六角形のボードにはめ込んで遊びました。年齢の低い子はボードにモザイクをはめ込んで角と角、辺と辺が一致することで喜びを感じていたようです。私達が想像していたより、多くの枚数のボードを埋めていました。年齢が高くになるにつれ、色や形を秩序だててボードに構成して行く子が増え、線対称の模様を作ったり、中にはカマキリの顔を表現する子までいました。また、小学生のクラスでは鈍角二等辺三角形や直角不等辺三角形も一緒に構成しました。これらの形はうまく構成しないと、ボードに隙間が出来てしまいます。はじめは四苦八苦していた子どもも、その内にしっかりボードにはめることが出来ていました。
その後の造形活動では、正三角形のボール紙の2色刷りの版画をしました。
今回のモザイク遊びや、造形活動を通して、どの子も遊んでいく内に形の秩序や形と形の関係性を体感し、幾何学の世界に触れ、美しい作品を完成させました。(童具館プレイルーム講師 中島敦)
2020.02.21 更新

第1回/木端でつくるピンボード 第2回/積木(マンションづくり) 第3回/料理
【アトリエでのひとこま】
「あんかけ」と「おこげ」と「かきたま風中華スープ」を作りました。
積木の<パターンケース(2×2)>を使用しておこげの型取りを行いました。年齢の大きい子たちは、いかに綺麗な四角を作るかに挑戦!型の中では綺麗な四角でも、型からはずす時に崩れやすいので苦戦する子も多かったのですが、アトリエの子たちは積木遊びをたくさん経験してきているので、角がピシッと尖った綺麗な四角いおこげを見事に作りあげていました!さらに、きつね色に揚がったおこげを見て「薄い色と濃い色と少しずつ色が違って積木みたいだね」と言う子もいました。
アトリエでの積木活動の際には“積木は生きている”と子どもたちに話します。だから積木は一つ一つ模様も違うし息をしていて太ったり痩せたりもするんだよと。
人間も積木と同じで一人一人、顔も性格も違います。同じ<パターンケース>の型から作り出したごはんも一つ一つ色や形と表情が違うことに気が付いた子たちには“みんなちがってみんないい”を認められる子になってほしいと思います。(童具館プレイルーム講師 鈴木智尋)

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