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全国から寄せられた新しいお便り

娘の成長を感じる日々

つくば学園都市プレイルーム
保護者会員 平山 枝里香 様
      結子 ちゃん(5歳)

つくば学園都市プレイルーム

初めてアトリエに伺ったのは、娘が1歳9か月のときだった。1歳3か月頃、突然、数字とパズル、積木にはまり、25ピースの小さな積木セットで毎日飽きずに繰り返し遊びはじめた。そんなに好きなら、ひとつちゃんとした積木を買おうと「つくば 積木」で検索。すると、すぐ近くにアトリエがあることがわかり、おそるおそる見学に伺った。
先生と1対1で始まったベビークラス。その後、親子コピカから幼小コピカと進んだが、なかなかひとりでは活動できず、私は引き続きアトリエのすみっこで見学することになった。積木などは楽しんでいる様子でも、苦手な活動も多かった。絵具が手につくのが嫌、ボンドや粘土に触れないなど、何もせず終わることもあった。他の子と比べてはいけないとわかっていても、活動を楽しみきれていないように見えてもどかしかった。高木先生は「大丈夫、大丈夫、いろんな子がいるからね。本人が「もう大丈夫!」と言うまで待ちましょう」と見守ってくださった。
4歳になり、年中から幼稚園に入園。人見知りの娘にとって新しい環境に慣れるには時間が必要だったが、だんだん集団生活にもなじみ、できることが増えて自信もついてきた。アトリエでも少しずつ他の子との関わりや活動への積極性が見られるようになっていった。そして5歳になる直前に「今日はひとりで大丈夫、ママは帰っていい」と初めてひとりで参加!いつのまにか苦手だった絵具やボンドにも触れるようになっていた。
昨年から娘の通う幼稚園にも高木先生が積木指導に来てくださっている。初めての教室の日、たくさんの積木を見てびっくりしているクラスメイトに、自分が通っている習い事の先生なんだよと教えたんだ、と嬉しそうに話していた。
娘の積木好きはまだ続いていて、最近ではクラスのお友達が家に遊びに来て一緒に積木遊びをすることもある。リビングにはいつも積木や童具を組み合わせて遊んだ跡が残っていて、私はそれを見つけて「これをこんなふうに組み合わせるのか、面白いなぁ」と眺めるのを密かな楽しみにしている。片付けを手伝う時間もパズルみたいで少し面白い。
最初に「えいやー」と思い切って揃えた積木は、その時々のブームでお人形の家になり、恐竜や古生物の暮らすマンションになった。図書館に行った日は「おどろ木」を本棚にして、本に見立てた3cmのツートンをあいだに並べてお人形たちが本を貸し出した。日々の生活がすぐに遊びに反映される。
童具館の積木はカラフルではなくちょっと素っ気ないけれど、触ると滑らかで全てがピタッと揃って気持ちがいい。成長につれていろんな遊び方ができるからだろう。今のところ全く飽きる様子はない。
アトリエのおかげか、5歳になった娘はいまや何でも自分で作る。「なければ作ればいいよ」と積木や画用紙、廃材を使って工夫しながら手を動かす。その姿は端から見ていて頼もしい。日々生み出される大量の作品の置き場所に頭を抱えながらも、当初と見違えるような成長に目を見張る思いでいる。アトリエを続けてきてよかったなと心から感じる。
我が家がお世話になっている『つくば学園都市プレイルーム』は、高木先生がおひとりで運営されており、ご苦労も多いことかと思う。これからもどうぞ無理なくお元気で長く続けてほしいと願っている。

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