全国から寄せられた新しいお便り
私がアトリエの存在を知ったのは、和久先生の『子どもの目が輝くとき』を読んだことがきっかけでした。
昔から多動で極度の不器用だった娘の発達検査を受けたのが4年前。様々な教育本を読み漁り、訓練のような事に取り組む中、本当にこれが娘のためになるのかと悩んでいました。その中で偶然手に取った和久先生の著書が、迷っていた私の心をスッと導いてくれました。 「愛と自由を保障してあげることが子どもの幸せに繋がる」「自由を獲得するため、自分のやりたいことをやり遂げるために必要なのが創造力なのだ」と。
他にも、子どもは底知れぬ能力を持ち、自らの力で育とうとする生命であり、大人が失ってしまった豊かなものを持っている事、やりたいことを心ゆくまでさせてあげる無我夢中の体験が大切である事が書かれ、その無我夢中の創造活動ができる場所がアトリエなのだと知りました。「このアトリエなら子どもをありのまま受け入れてくれる。ぜひ通ってみたい!! 」
発達特性のある娘は、周囲のあらゆるものに興味があり、落ち着きのないタイプ。今まで見学したり通ったりしてきた習い事では、「対応できない」と断られたり、迎えに行くたびに嫌味を言われたりしてきました。
2022年、当時まだ大阪にはアトリエがなく、加古川プレイルームの春・夏・冬の単発のアトリエに参加していました。あの落ち着きのない娘が90分もの間、イキイキと楽しそうに遊んだり組み立てたり筆を動かしたりする姿に感激。
こんなステキな作品をほんとに娘が作ったの!?と驚くような、自由なのに調和のとれた色使い。大人にはとてもマネできないと毎回感心させられました。
そして参加する度に、娘の良いところを見つけて褒めてくれる先生。この子はこんなに自由奔放で大丈夫なのかといつもヒヤヒヤしている私に「この子はこのままで大丈夫。上手に子育てしているよ」と背中を押してくれる先生にいつも励まされていました。
継続して通わせてあげたいと思うものの、毎週通うには遠すぎると悩んでいた時、2023年4月に大阪にもアトリエができるという吉報が!!
体験に行き、弟も一緒に即入会。子ども達は毎回アトリエを心底楽しみにしていて、優しいやま先生の事が大好き!娘は「帰るよ」と声をかけても先生に抱き付いて、いつも名残惜しそうにしています。ありのままを受け入れてもらっているんだなと安心してお任せしています。
パスタを粉から作ったり、石こうやロウ、糸鋸など家ではなかなか使う機会のない様々な素材で作品を作るので、とても良い経験になっていると思います。毎回絵本を読んでもらう時間も楽しみなようです。
今後も創造共育の理念のもと、子ども達の成長を支え見守っていきたいと思います。
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