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全国から寄せられた新しいお便り

正解のない新鮮な体験

金沢プレイルーム
保護者会員 杉岡 菜穂子 様
幼児コピカ 杉岡 久長くん (3歳)

金沢プレイルーム

偶然立ち寄った美術館。そこで出合ったアトリエの子どもたちの作品展に衝撃を受けました。
特に印象的だったのは、絵というよりは色の集合体のような作品。後で作品の事を尋ねると紙をくちゃくちゃにして広げたものに色を重ねたものということでした。その色づかいは私がイメージしていた子どもが作り出すものと違って、長くアパレルの仕事をしてきた私でも本当に素敵と思えるものでした。
リンゴは赤くて丸いもの。葉っぱは緑で木は茶色といった既成概念にとらわれていない作品たちに、一目で「これだ!」と感じました。現在3歳半の息子は当時1歳半で、まだ早いかとも思いましたが、ぜひ体験に行きたいと思いました。
実際に通い始めると子どもより私が驚きの連続でした。小さい子は画用紙にクレヨンでと思い込んでいましたが、ハサミや電動ノコギリを使ったり、ねじやパソコンの基盤部品などを組み合わせて創作したりしました。素材も工具も本物を使っていることに感心しました。
とはいえ息子はというと、持ち前の好奇心と落ち着きのなさを発揮して、アトリエをうろついては道具を物色したり、気になるものを持ってきては「お店」を開いたり。絵を描く日は、やっと色を塗りだしたと思ってほっとしていたら、「もうおしまい!」。ハラハラする私に対し、清水先生はそのほんの一瞬で書いた一筆書きのような強いタッチに注目し、子どもの意図を読み取ろうとしていました。また、きれいな色づかいだなあと思っていたら、どんどん色が重なって濁った色になってもったいないなと思っていると、清水先生は息子のやりたいことを尊重しながらも、いろいろ提案しながら完成させる方向に導いていました。
そんな色で描いた作品も全体を通すと、とても素敵に見えました。何だかよくわからない絵もどこか雰囲気があり、今では家のインテリアの一つとして和ませてくれます。息子が「ここは車のホイールで、ここはハンドル、これは空だよ」と熱心に説明してくれると、実はあの瞬間すごく集中して表現していたんだなあと感じ、不思議なものでどんどんいとおしくなります。
穴の空いたコップを吊るし、絵の具を入れ、流れ出る軌道で作品をつくる活動も印象的でした。いつの間にかキャンバスの中に入って、足で絵の具を混ぜ始め、しまいにはスケートのように紙の上を滑って、つるんと転んで体中が絵の具だらけ。見た目の色彩、体で感じる絵の具の感覚や、滑ることの面白さ。思わぬハプニングに、息子も私もおなかを抱えて笑いました。正解のない新鮮な体験ができるのもアトリエに通ってよかったと思うことです。印象に残る記憶もどんどん忘れてしまう日々ですが、お尻や手の跡が残った作品があることで、その時の子どもの姿を思い出すことができるのもうれしく思います。
息子は車がとにかく好きで、家ではいつもミニカーで遊んでばかりいましたが、最近になって2年前にアトリエで購入した積木で車を作ったり、立体駐車場や街を作ってミニカーと組み合わせて遊んでいます。三角形と四角形、三角でも二等辺三角形と正三角形をうまく使い分けて立体的なものを作ったりしています。アトリエで自然と立体の感覚が身についているのかもしれません。
最近は親子でのアトリエを卒業してちょっと寂しいですが、これからどんな作品をみせてくれるのか、どんな変化を見せてくれるのかとても楽しみです!

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