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全国から寄せられた新しいお便り

たからものを見つけました

吉祥寺プレイルーム
保護者会員 佐藤 圭子 様
アートコピカ 佐藤 薫 ちゃん(9歳)
アートコピカ 佐藤 旭 くん(6歳)

吉祥寺プレイルーム 吉祥寺プレイルーム

ここは居心地がよさそうだ、できあがったばかりと思われる教室に入り、そう感じたのが吉祥寺アトリエ教室に体験に伺った初日の印象でした。2015年4月、長女の薫が3歳、年少のころです。吉祥寺教室はちょうど長女が入室の年に相模原より移転、開室されました。和久先生のご著書を拝読し、教室に通えたらと考えていたものの、時間や距離の問題で難しさを感じていた私にとって、願ってもない機会でした。初日の体験の時間が終わり、少し心配しながら、でも楽しみに長女をお迎えに行った時、小さい声で「楽しい」と呟き、満面の笑みを見せてくれた彼女の表情と、その彼女を見て、心から喜んでくださった立松先生、末弘先生の嬉しそうなご様子を今でもくっきりと覚えています。
瞬く間に時は経ち、その長女も現在9歳(アトリエ6年目)、弟の旭も同じく3歳から教室に通い現在小学1年生(アトリエ4年目)、現在は二人で同じクラスに通わせていただいております。
アトリエは、私自身が子どもの頃、できるとしたらこんな体験がしたかった、を存分に経験させてくれる大切な場所です。毎回お迎えに行く度に、二人は力を出し切った誇らしげな顔で出迎えてくれます。二人が何を体験しているのか、何を感じているのか、言葉で説明することはなくとも、作品に残る筆遣いや、その輝く表情を通して教えてもらえるので、親にとっても毎回楽しみな宝箱のような時間です。
アトリエで育つものって何?そう聞かれた時には、遊ぶ力だよ!とアトリエの魅力をお伝えしています。自分達の世界を創り上げ遊び込む、二人の家での遊び方は、アトリエでの体験が大きいと感じています。素材で大好きなのは段ボール!家、船、屋台…何にでも形を変えて、工夫して遊びます。アトリエで作った作品も一緒に遊び道具として使われ、形が崩れ、その役目を終えています。一方、創り出したものを作品として扱うことが身についており、ただの紙きれに見えたとしても、お互いの創作を尊重して扱う姿が見られるのは嬉しいことです。ただ、大切な作品点数は増える一方で…私自身も思い入れがあり、なかなか手放すことができません。
今春は、COVID-19の影響で学校が休校となり、アトリエも休室になり、制限の多い自粛期間が続きました。家族でどのように豊かな時間を過ごせるかを悩む中、先生方が苦心してご用意くださったキットをどれだけ二人が楽しんだか!アトリエから届くものは楽しいに違いない!と待ちきれずに二人で開封し、素敵なものを作ろう!遊ぼう!と姉弟一緒に楽しんでおりました。アトリエで過ごす時間がどんなに二人にワクワクする時間や環境を与えてくださっているか、楽しむ気持ちやチャレンジする心を育ててくださっているかを、改めて知る機会となりました。
6月に教室が再開となり、もちろん二人は大喜び。久しぶりに教室の赤いドアを開け、立松先生にお会いした時、一番ほっとしたのは私自身だったかもしれません。いつも暖かいまなざしで二人を、家族を、見守ってくださっていることに感謝の気持ちで一杯です。これからもアトリエで先生方と豊かな時間を過ごさせていただくことを、家族皆で楽しみにしております。

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