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札幌中央プレイルーム/会員様のお便り

目に見えない成果

札幌中央プレイルーム
保護者会員 小山 加奈 様
      智寛 くん(11歳)
      和子 ちゃん(9歳)

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うちには11歳の子と9歳の子がいる。ワクワクさんとのお付き合いは上の子が3歳、下の子が2歳からだからもう8年程。初めは絵本屋さんだと思いお店に入ったらそこはアトリエで、まだ生徒さんのいない時間でレッスンはしていなかったが、なんだかワクワクする雰囲気があった。
「何をするんだろう?絵を描くだけじゃなさそうだ。積木もたくさん。アトリエまでの廊下には大きな勢いのある作品がたくさん飾ってある。気になる!気になる!」
子どもより私の方が興奮しながら、その日はパンフレットと体験のチラシだけもらい帰宅。帰宅後、上の子に「なんかよく分からないけどいろいろ楽しい事出来そうなとこだったね!?体験行ってみる?」と聞くと、ちょっと迷いながら「うーん。行ってみようかなー」。私の興奮に反してあまり興味はない感じの返事。でもまぁ行くと言ってるし体験1回行ってみるか。と申し込みをした。
体験は<くむくむ>を使ったレッスンだった。90分!3歳のいつもフラフラしている子どもが90分<くむくむ>で乗り物や迷路や何か分からないものを、頭から湯気が見えるんじゃないかという程集中しながら作り遊んでいた。
「あー。これは絶対アトリエに通いたいって言うぞー」と思っていたら、体験が終わるや否や、アトリエもっとやりたい!!!と満面の笑みで大興奮。その日から8年がたつ。
最近、アトリエについてふと考える事がある。アトリエは、体操や水泳、ピアノといった習い事のように目に見え易い成果というのはあまりない。うちの子達は毎回楽しそうだけど、8年も続ける魅力はなんなんだろうと。
子ども達はアトリエを誰かに紹介する時、「何してもいいの!好きなようにしていいところなんだよ!」と言う。この子達にとってアトリエの魅力は、何を作っても好きなようにしても認めてもらえるという事なんじゃないかと思う。
毎日の子育ては怒らなきゃいけない事がいっぱいある。こんなに口うるさく言わなくても…と自分でも思うが言わずにはいられない。お母さんから怒られたり、お友達と喧嘩したり、ちょっとしたイライラを抱えていても、アトリエに行って、集中して考えて作って完成させてという作業がそのイライラやモヤモヤを取り除いてくれ、先生方が広い心で見守って認めてくれる環境が子ども達の心をものすごく強くしてくれている気がする。子ども達もはっきりと言葉には出来ないが、アトリエという居場所が自分達に必要だと分かっているからこんなに続けているんだろう。
子ども達が「もういっぱい習ったからやめようかな!(自分達の心が充分育ちました!)」と言うまで続けさせてあげたいと思う。

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