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札幌中央プレイルーム/会員様のお便り

自分らしい自分を表現する場

札幌中央プレイルーム
保護者会員 荒関 綾乃 様
アートクラス 荒関 晴吉くん (8歳)

札幌中央プレイルーム

アトリエに息子が通い出したのは4歳の時でした。童具を買いに行った時に、みゆき先生と話し、工作は大好きだけどマイペースすぎる息子も、ここなら通える!とワクワクしたことを覚えています。
通い始めた息子はやはりマイペース。全く参加しない、参加しても自分のしたいことをしたいようにしかしない。
今思い返すと、最初の頃の私は周りと同じように参加させようと手を出し、口を出し。周りとは違うけれど自分なりに楽しんでいる息子に目を向ける余裕がありませんでした。先生たちも思うことが多分にあったと思いますが、そんな私を否定せず、ただ息子が息子らしくアトリエの場を楽しめるように尽力してくださいました。
何度か通う内、アトリエには周りと同じことをしている子どもは一人も居ないと気が付きました。みんな制作や会話、全部で自分を精一杯表現しています。控えめな子も、動きが大きい子も、受け入れてくれる場があると、こんなに生き生きと自分を表現するんだ!と驚きです。
みゆき先生にはいつも「待つこと」の大切さを教えてもらっています。息子のタイミングで成長する時まで、待つ。口も手も出さず見守り、待つ。みゆき先生は、いつも一緒に待ってくれるのです。それが、みゆき先生の「教える」です。
私が不安や心配で投げ出しそうになり、義理を欠いた時も、そのままを受け入れて「これからも成長を一緒に見守りたいな」と待ってくれました。待ってもらうって、すごく安心します。私は待つことが苦手なので先生やお母さん達の助けをお借りし、息子にも待ってもらう安心感をたくさん与えてあげたいです。息子だけではなく私にとっても、アトリエは大切な場となっています。
3年生の息子は今、アートクラスに楽しく通っています。マイペースな息子がアートクラス。待って良かった!もちろん気分が乗らない時もあるけれど、お友達や先生と話す時間はいつでも全力で楽しんでいるようです。
予定をすぐに忘れ、お友達と遊ぶ約束をして帰ってくる息子ですが、アトリエの日だけはバッチリ。少し疲れている時も、アトリエでは何もしない!と言いながらもアトリエには行こうとします。みゆき先生、たつや先生、みちこ先生に友達のようにペラペラと話し、とことん甘え、うまく誘導され(笑)、お友達に触発され、楽しい時間を過ごしています。制作はもちろん、制作をしながらのお友達や先生との時間、アトリエの空間すべてが息子らしく自分を表現する場となっていることがとても有難いです。
息子の成長を…と思い書き始めた文章ですが、息子は生まれた時からよく笑い、よくしゃべり、好奇心旺盛で超がつくマイペースなままだと気が付きました。そんな息子が息子らしい部分を失うことなく成長できたのは、アトリエでそのままを受け入れてもらい、全身全霊で遊び、考え、楽しむ時間があったからだと思います。
全入魂のアトリエの後の息子の顔はいつもまん丸でほんわかして、とてもとてもかわいい。私はこの顔が大好きです。
これから息子やアトリエのお友達がどのように大きくなっていくのか。自分の成長を楽しみにしてくれる大人がたくさんいるアトリエの子どもたちは、幸せ者です!

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