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覚王山プレイルーム/会員様のお便り

本当の自分を出せる場所

覚王山プレイルーム
保護者会員 川田 結 様
小学生クラス 川田 桜子ちゃん(9歳)
幼児クラス 川田 真夕子ちゃん(5歳)
幼児クラス 川田 一菜子ちゃん(4歳)

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3人の娘たちがアトリエに通うようになり、早くも6年が経とうとしています。現在小学4年生の長女は、生真面目で内弁慶な性格で、保育園に通っていた頃の制作物はいつも先生のお手本通りにつくるような子どもでした。少しでも線からはみ出るとやり直し…少しの間違いも許せないようで、人の何倍も時間がかかりながら制作に取り組む姿は、親として心配になる程でした。もっと楽しく創作活動をしてくれたらいいな、真面目過ぎるところを何とかしてあげたい、そう思っていたところに夫と勝田先生でお話しをさせていただく機会がありました。その日、帰宅するなり夫は長女をアトリエに通わせたいと言い出しました。私もアトリエのことは存じ上げていましたが次女もまだ小さく、三女を妊娠中で自宅が遠いこともあり、なかなか一歩を踏み出せずにいました。しかし、夫から娘に何か習い事をさせたいと言ってきたのは後にも先にもこのアトリエだけです。勝田先生の創造共育のお話によほど胸を打たれたのでしょう。すぐに入会させていただきました。それがアトリエとの出会いでした。
アトリエに通うようになり、最初の頃は90分の活動時間中、長女は一言も話さずに黙々と取り組んでいたそうです。私は長女のつくった作品はすぐにわかりました。色の使い方、塗り方、構成の仕方がとにかく教科書通りのタイプだったからです。素人の私からすると面白みのない、型にはまったように見える作品も、先生はいつも「桜子ちゃんらしい…」と評価してくださり、長女はアトリエが大好きになっていきました。内弁慶な長女もやっとこの1年くらいで本当の自分を出せるようになり、大好きな村田先生にべったりくっついて楽しそうに笑う姿を見たときは、親として大変ありがたい気持ちでした。長女の作品は今もこだわり満載の真面目な感じがしますが、本人にとっては思い切りこだわらせてもらえるアトリエは生き生きできる大切な場所のようです。真面目=面白みがない。ではなく、これが長女の個性であり、ほめてあげても良いところなのだと、アトリエの活動を通して教えていただきました。
次女と三女は親子クラスから入会し、今は幼児クラスでお世話になっています。親子クラスでは私たち親も学ぶところばかりで、大変有意義で幸せな時間でした。三人三様の作品は大変見ごたえがあり、長女と次女は似たタイプで真面目な作風。三女に至っては「芸術は爆発だ!」と言わんばかりの弾けた作風で、毎回作品を自宅に飾るのが楽しみになっています。我が家では、アトリエから帰宅すると家族でその日の活動を振り返るのが恒例となっています。長女が「小学生はこうだったよ」と話したり、幼児クラスの次女と三女は「ここが難しかった」などといろいろな話をしてくれます。3人の話を聞いて夫と私は3人それぞれの作品の良いポイントを伝えたり、子どもたち同士もここがいいね!とほめ合ったりして、家族にとって非常に良い時間となっています。
真面目な作品も、弾けた作品もどれも素晴らしい!そう思わせてくださったアトリエの先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。我が家にとって、アトリエでの活動、つくり上げる作品はかけがえのないものです。これからも、子どもたちがのびのびとアトリエでの活動を楽しみながら成長していけるよう、親としてできる限りのサポートをしていきたいと思います。

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