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全国から寄せられた新しいお便り

感動したこと

広島安佐プレイルーム
保護者会員 中村 太成 様
親子コピカ 梨乃ちゃん(2歳)

広島安佐プレイルーム

娘はアトリエに1歳7ヶ月から行っているので早1年と5ヶ月になります。活動を知るきっかけは義兄にあたる中木先生のご子息・ご令嬢の活動を拝見する機会があったことです。自由な発想や感動体験のうえに出来上がった作品は輝いて見えました。
いつか我が子にも、自由に遊び、そこでの成功や失敗によって得られる感動体験をさせたいと思っていました。
アトリエに通うことは決めていたのですが、「本当に娘はアトリエ活動をできるのだろうか」という不安もありました。
入会前の体験活動時、嫌がる様子はありませんでしたが、最初は緊張していたと思います。それでも一緒に活動した一学年上のお姉さんの影響もあり、アトリエ活動自体が楽しい空間で自由に遊べると感じてくれたのだと思います。
私が「今日のアトリエは何するのかな」と尋ねると、「ボールであそぶ」や「積木する」と返事をしてくれ、楽しみにしている姿を見て嬉しく思います。
アトリエには絵画活動もあります。はじめのころは筆の使い方が分からずになかなか興味を持てていない様子でしたが、最近は筆の使い方も覚えてきて、ほんの少しですが集中力も出てきて、娘の成長も感じ取れます。
ある程度の使い方を私が教えようとすると「しないで」と拒否して自分でやりたいようにしている娘をみて、一度自分のやりたいようにやらせてみることが重要なのかもと思っています。
中木先生もある程度お手本を見せてくれますが、娘の自由な行動を見て、出来たものやことに対して褒めてくださるので、娘も得意げにしています。
娘の積木活動を通して、気づいたことと感動したことがあります。
積木活動といえば、高く積んだり、つくりたいものの形を思い浮かべて積んでいくもの。そう思い込んでいました。
子どものころに、確かに私にも存在していたはずの自由な発想ができなくなっていることに気づきました。
「船はこの形」「家はこの形」と既知の形状でしか積めないのです。こういう遊びと決めつけているのです。
しかし、娘は違いました。
積木というモノの捉え方から違います。「積む」ということに捉われていません。
円柱の形であれば、タイヤの様にコロコロと転がして遊びます。直方体や三角柱は転がらないので、平面的に並べていきます。
1、2歳の子どもからしたら当たり前の行動なのかもしれませんが、平面的な空間の広がりが目に見えてきます。娘は、ただひたすらと目の前に並べているのかもしれませんが、私はこの平面の広がりに興奮したことを覚えています。
この平面的な広がりの遊びも、手先が自分の思うように動くにつれて上に積むことができるようになってきました。自分の手の届く範囲で高く積んでいく姿に、これまた成長を感じます。次第に、積んだものに対して「これは○○」と教えてくれるようになりましした。
日頃、家でも成長は見れるのですが、アトリエでの活動では成長の過程がまじかに見れ、感動し、ひそかに興奮しています。
来年度は親子クラスから幼児クラスに上がるので、その成長を直接見る機会は減りますが、娘にとっては一人で考え創造できる機会が増え、さらに「できた」という成功や失敗体験を積み、遊びを通じて自分自身の感受性を伸ばしてもらえれば幸いだと思います。

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