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横浜港北プレイルーム/会員様のお便り

感じたままに表現できる環境

横浜朝比奈プレイルーム
保護者会員 德丸 美加 様
      大翔 くん(7歳)

横浜朝比奈プレイルーム

横浜朝比奈プレイルームに通うようになり一年が過ぎました。息子は毎週の活動を楽しみにまだかまだかとその日を待っています。
「アトリエって楽しそうだな、いつか行ってみたいな」と漠然と思っていた矢先に自宅から通える場所にオープンすると聞き、直ぐに体験レッスンを申し込みました。初めての場所に最初は緊張していたものの直ぐに慣れ、最後は帰りたくないというのを説得したくらいでした。
活動の中で特にビーズが大好きで、圧倒的な量の球を敷いた中でどうしたらうまく滑れるか色々なものを用いて試したり、自分が乗ったり飛んだり埋もれたり、全身で球を感じているようです。親の私では思いつかないような遊び方であったりやり方であったり、想像をはるかに超えた活動がそこにはあります。やりきった後のあの満足げな表情からは、ビーズだけでこんなに集中して遊ぶのかと毎回感心させられます。それを何回やっても「次はここを工夫してこぼれないようにしよう」とか、わざとこぼして球の広がりを見たり、流す音を聞いたり、一見無意味に思えるような行動の中にも大人では気づかない工夫や発見があり、たくさんのことを吸収しているのだなと感じます。
絵画や創作活動の時はとにかく色を何色も混ぜたい、筆なんていらない、手と足も使って塗りたいという気持ちが強い息子。最初は「どうしてそんなことするの?混ぜ過ぎじゃないの?」と思い、先生と話をしたことがあります。先生からは「何色でもどんな形でも良いのです」と言われました。その時の様子を写真で見ると、そこには集中して作品と向き合い、全身を使って真剣な眼差しで活動する姿があり、私自身反省するきっかけになりました。感じ方は人それぞれであり、自由なはずなのに「手本通りでないといけないのではないか」、「これだと色合いがあまりよくないな」と思ってしまう私の考えを押し付けてしまいがちでした。「色はこうでないといけない」ではなく感じたまま表現して良い、ありのままの息子を尊重してくださる先生、教室の環境に本当に感謝しています。
持ち帰った作品は飾って家族で楽しんでいます。時折、創作した時のことを思い出して話したり、誇らしげに紹介してくれたりします。自宅で遊んでいて、そこから派生して創作することもあります。アトリエでの活動を楽しんでいることを実感する時でもあります。
本人が何にも邪魔されず自分の好きなように感じたまま表現することに取り組める環境の素晴らしさを知れました。受け入れてくださる先生に感謝しています。
今後ともよろしくお願いいたします。

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