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覚王山プレイルーム/会員様のお便り

運命を感じた場所

覚王山プレイルーム
保護者会員様 寄稿

中学1年生の娘が2歳の頃から、覚王山プレイルームでお世話になっております。アトリエを知ったきっかけは、偶然でした。
娘がうまれる3年程前の中日新聞に、覚王山プレイルームが子どもの創造力をはぐくむ教室として紹介されていました。素敵な場所があるのだなと記事を切り抜きましたが、まだ結婚して一年で子どももおりませんでしたので、そのまましまいこんでいました。
娘が1歳11か月の頃に、覚王山プレイルームがある素敵な木のおもちゃ屋さん「ゆうぼ」を、夫が偶然、みつけました。後日、家族で伺った時、お店の奥にアトリエの入口を見つけて、切り抜いてしまいこんだままの新聞記事を思い出しました。すっかり忘れていた素敵な場所を思いがけず発見し、運命を感じて嬉しかったのを覚えています。
すぐにアトリエの体験を申し込み、大量のビーズを使った活動をしました。幼い娘が、ビーズの海に浮かべた箱の舟に入って、嬉しそうに微笑んでいた姿は今でも忘れられません。勝田先生から創造共育について詳しく教えていただき、感銘を受けました。親子で楽しい時間を過ごしながら、生きる力まではぐくむことができるとは素晴らしいと思い、すぐにその場で翌月からの入会を決めました。
最初は勝田先生の親子クラスでした。筆だけでなく手も足も使って好きなように絵の具を塗ったり、大量のビーズや積木の活動など、家ではできないダイナミックな活動も多く、それだけでも入会してよかったと思いました。ぴたりとサイズの合う美しい積木を使っての活動、造形、絵の具、毎回様々なモチーフの絵画、料理、どの活動も娘と一緒に、親の私も夢中になって参加しました。とてもよい思い出です。
親子クラスを卒業し、一人でアトリエに参加するようになっても、娘は泣くことも、アトリエへ行きたくないということも、一度もありませんでした。11年間、毎回違う内容で、やってみたいと思える活動の用意があり、形のつながりを発見したことを認めてくださる先生がいて、達成感を得られるまで活動させてもらえる、本当に贅沢なことです。娘が、アトリエにずっと通い続けたいという気持ちはよく分かります。
アトリエでは、どの活動でも、娘のペースで思い通りに作品を作り上げることができます。そして、必ずいいところを褒めてもらえます。そのような場所はなかなかありません。自分のやりたいことを思う存分やり遂げられる、娘の生活にとってなくてはならない大切な場所と時間なのだと思います。
10歳差の弟がうまれたり、転校したりといった環境の変化がありましたが、いつも変わりなく元気に過ごしていました。楽しくアトリエに通ううちに自然とはぐくまれた創造力によって精神が安定していたからかなと思っております。
幼い頃から一緒のクラスの友達が何人かいて、学校も年齢も違う友達ができたことも、とても幸せなことだと思います。
アトリエにはたくさんの絵本が置いてあり、彩愛先生からは、絵本と読み聞かせの大切さを教えていただき感謝しております。幼児や小学生クラスでお世話になった村田先生には、担当の先生でなくなってから今まで、ずっと変わらず見守っていただいています。学校以外であたたかく迎えてもらえる場所としてもアトリエがあってよかったと思います。娘は、アトリエの先生のことは、どなたのことも大好きです。それは、活動の時に上から指示をすることなく、いつでも娘の気持ちに寄り添ってくださるからだと思います。
娘には、この先もアトリエで培った創造力で、自分も他人も大切にして、幸せな毎日を送ってもらいたいと願っています。
創造共育に出会えて幸運でした。長年お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。
今後もよろしくお願いいたします。

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