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札幌中央プレイルーム/会員様のお便り

心で見る
札幌中央プレイルーム
保護者会員 川村 乃亜 様 寄稿
アートクラス 川村 栄奈 ちゃん (8歳)
親子コピカ 川村 恵 ちゃん (3歳)
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「たいせつなことはね、目に見えないんだよ……」と言ったのは、星の王子さまでした。
栄奈はアトリエに通い始めて八年目。満一歳から筆を持ち、手を絵の具まみれにしながら活動していました。個性の強い兄がおり、いつもその後ろに隠れてしまいがちでしたが、長い年月アトリエに通う中で、少しずつ、しかし確実に「自分のやりたいことを自分で決め、成し遂げる」ことを先生方の多大なる助けをいただきながら、彼女自身の中に育ててくることができました。 そんな栄奈に、
「アトリエ好き?」と聞くと、
「うん!」と答えます。さらに、
「どういうところが好きなの?」と聞いたら、
「う〜ん…」と散々考えた末に、
「なんかわかんないけど好き」と言いました。
これは自分の気持ちを素直に言い表わしたものだと感じました。
栄奈がアトリエから得たものは、はっきりと言語にできるものではなく、もちろん絵の具を塗ることも料理をすることも先生と話すことも大好きなのでしょうが、それを言葉にしてしまうと、アトリエに通うこと全体に彼女が感じている「好き」という気持ちを表し切れないと思ったのでしょう。
星の王子さまに「たいせつなことは目に見えない」と伝えたのは、友だちのキツネです。「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ」とキツネは星の王子さまに告げます。
栄奈はアトリエでの活動や自分に寄り添う先生方のことを「心で見ている」という気がします。
この感覚は、やがて成長した彼女が職業を選ぶ時、人を愛するようになった時、きっと重要な役割を果たすにちがいありません。
妹の恵は三歳ですが、ベビークラスからお世話になっており、アトリエ歴三年です。
生まれた時から童具に囲まれていたこともあり、とても遊び上手です。小さな指で>かずの木<の棒とビーズを器用にはめたり、>パターンボード<をモザイクで美しく埋める姿に、親バカですが本気で感心してしまいます。幼いながらも意志を持って遊ぶ様子に、童具の素晴しさを改めて感じる日々です。
また、私にとってもアトリエはなくてはならない場所です。子育てについて、人生について、自分を飾る必要なしに語り合える人達と出会えるところだからです。
孤独な営みになりがちな現代の育児ですが、師となる人や友となる人がいれば、親子ともに救われます。アトリエは母性的な場です。その母性に支えられ、我が子を「心で見る」ことを学ぶことができました。
これから自立していく我が子たち。どんな大人になるのかな。あなたたちが大人になる頃は、今よりもっと厳しい時代が訪れるかもしれないね。でもきっと、時代の困難もはねのけて、ポジティブに人生を楽しむステキな大人になると信じています。

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