遊びや造形活動で創造力を開発するアトリエ

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大濠公園プレイルーム/会員様のお便り

子どもとの向き合い方
大濠公園プレイルーム
保護者会員様 寄稿
幼小コピカ 吉野 柊弥くん(9歳)
幼小コピカ 吉野 和弥くん(7歳)
大濠公園プレイルーム

 私たち家族がアトリエと出会ったのは、二〇〇九年の秋でした。四月に福岡に転勤になり、知らない土地での生活。もともと繊細だった長男は情緒が不安定で新しい幼稚園になじめず、毎日のように号泣していました。
 新しい幼稚園では、何事も指示通りに行うことを良しとするところが強く、挨拶や礼儀などは良いのですが、絵や工作(キット)がどの子も同じような出来栄えで私は少し残念だなと感じていました。幼少期の誰もが芸術家!の様な時期がもったいないと思っていました。
 もともと自己主張をすることが苦手で何をするにも「どうするの?」と聞いてくる長男には特に、もっと自由に好きなように創作や表現をさせてあげたいと思っていました。
 そんな時、アトリエのホームページを見て興味がわきました。月謝はけっして安くなく、兄弟で通わせたいと思っていた私は随分迷いましたが、思い切って体験に行くことにしました。
 体験は絵具を使った活動で、大きなキャンバスに思いのままの色を使い、夢中で絵具だらけになりながら思いっきり筆を動かしている子どもたちは、目がキラキラと輝きとても良い表情をしていました。先生方は指導や指示は一切なく、子どもたちをやさしく見守っていて、そこは子どもにとってまさに自由な空間がありました。
 ぜひこの先生方に子どもを預けたい、この素敵な空間に子どもを託したいと思い、入会を決めました。二歳の次男も一緒に通ったため、初めは私も活動に参加しました。
 入会当初、長男は気持ちにむらが多く、自分の思うように作品がつくれないとすぐに嫌になり「つくりたくない、もうやらない」などということが多くありました。
 そんな時でも先生方は長男の気持ちを優先し、けっして無理強いはせず、いつも見守る姿勢を保ってくれていました。
 ですが私は、長男の様子をみて先生方に申し訳なく、その度にいらいらし「なんで最後までがんばらないの?」と子どもを責めてしまうことがありました。
 そのころの私は、子どもの振る舞いはすべて親の責任と強く思っていて自分が恥ずかしいのが嫌で、子どもが失敗しないように、先回りをしていたように思います。
 うまく取り組めない子どものことを謝る私に「大丈夫ですよ」といつも笑顔で接してくれた先生方を信頼し、次男が少し大きくなったのを機に、子どもたちだけで活動に参加させることにしました。
 長男は時間がかかっても少しずつ最後まで頑張ることができるようになりました。
 私が迎えに戻った時、笑顔で作品を見せてくれる様子が楽しみになり、そのことから子どもは子ども、親は親と子どもの個性を受け入れられるようになり、見守ることの大切さ、待つことの大事さを学びました。
 活動を通し、長男は自由に創造し表現することは良いこと、他人と違っても大丈夫だということを学びました。
 家でも創作活動をするようになり、セロハンテープを棚に何枚もはり「つららだよ」と見せてくれたこともありました。
 今四年生ですが、学校でも自分の思うような絵を描き、好きな色をぬり、素敵な作品をつくってきてくれます。そのどれもが自由で、私はとても誇らしく思います。
 次男はもともと創作が好きでアトリエが大好きです。ロボットにはまった時は、どんな作品もロボットのようになっていました。ある意味どんな作品でもロボットの様にしてしまうその創造力に感心しました。
 私たち家族にとってアトリエは、子どもの力を信じ、向き合い方を教えてくれたなくてはならない素敵な場所です。

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