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覚王山プレイルーム/会員様のお便り

ゆっくり一歩ずつ
覚王山プレイルーム
保護者会員 山口 節子 様
幼児コピカ 山口 結菜 ちゃん (5歳)
覚王山プレイルーム

 アトリエとの出会いは、友達に誘われて行った区役所でのイベントでした。
 アトリエが近くにあることは知っていましたが、どんなところか分らず足を踏み入れる勇気がありませんでした。
 そんな私の背中を押してくれたのは、その時、活動の講師に来られていた勝田先生のお話でした。 「形にはすべてつながりがあり、活動を通してそのつながりを感じ、子どもにたくさんの『できた!!』という達成感を与えてあげてください」
 私の心の中でとても響くお話でした。
 初めての子育てで不安がいっぱいで、いろんな子育ての本を読みました。娘をどんな人間に育てたいのかとても悩みました。いろいろ考えるよりもまず行ってみようと思いました。
 娘が二歳二ヶ月の時、親子クラスに入会しました。
 娘はどんなイキイキした目で活動してくれるんだろうかと期待で胸はいっぱいでした。でも現実は私の期待とは裏腹に娘は私からべったり離れようとせず、参加する活動としない活動がありました。特に集団でする活動には参加できませんでした。
 例えば、ボールの活動は、ボールを拾っても手放そうとせずに手一杯にボールを抱えたまま私の近くでじっとしていました。同じクラスの子達が楽しそうにボールを転がしているのに、なぜ娘はできないのかと焦りと不安を感じました。
 和久先生のDVDや本を読んで、「できなくても見ているだけでも子どもたちにとっては有意義な時間なのだから無理やりやらせてはいけない、口を出してはいけない」と自分に言い聞かせました。でも我慢できずに、吉川先生に相談した時もありました。
 その答えは「ボールを手から転がすことは子どもにとって不安なことなので、結菜ちゃんができる時期まで待ってあげていいと思いますよ」でした。
 私は周りができているからと焦って、不安に思っていた気持ちを恥ずかしく思いました。
 次の壁にぶつかったのは親子クラスが終わり、母子分離になる年少クラスの時でした。クラスの友達は、にこにこお母さんとバイバイしているのに娘は一向に離れてくれませんでした。他のお母さんがいない中、私は黒子のように教室の隅にいました。吉川先生もいてもいいと言って下さったのでホッとしました。
 そんなある日、それは絵画の時間でした。
 娘は一生懸命キャンパスに向かって、絵を描いていました。色をいっぱい重ねてキャンパスは真っ黒になっていましたが、結菜は楽しそうに描き続けていました。
 そして、筆を置いて満足そうな顔で「できた」と一言言いました。その顔を見たときに涙が出そうでした。今までアトリエに通っていてよかったと思う瞬間でした。
 今でもその時のやり遂げた感いっぱいの姿が目に浮かびます。こんな「できたという瞬間」をいっぱい感じて欲しいと心から思いました。
 本当にゆっくりですが、一歩ずつ成長しているんだなぁと思いました。
 今では、私が教室に迎えにくると得意気に作品の説明をしてくれます。アトリエで作った作品は私と娘の宝物になりました。
 今の娘の姿は私だけの力では到底見れなかったことだと思います。
 いつも暖かく見守ってくださっている吉川先生や村田先生に本当に感謝します。そして、アトリエへ踏み出すきっかけを下さった勝田先生に感謝します。
 ありがとうございました。これからも、娘の成長を一緒に見守っていて下さい。

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