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童具館プレイルーム/会員様のお便り

自分づくりに寄りそうアトリエ
童具館プレイルーム
保護者会員 S.N 様 寄稿
幼小コピカ T.N くん (6歳)
童具館プレイルーム

 親子コピカから、幼児コピカ、幼小コピカと4年近くお世話になっています。
 アトリエの活動は、積木も絵の具もお料理も全部大好きです。ともかく体当たりで接して下さり、しっかり認めて下さる先生方が大好きで、大胆で楽しく、しかも美しい活動が親子で大好きです。
 親子クラスの時から振返ると、毎回楽しい楽しいといって弾けているだけのように見える知寛の様子も、少しずつ変化していることに気づかされます。
 まず絵画の活動を思い出してみると、かなりの期間、絵の具が出てくると、喜んで色々混ぜているうちに、最後はダークグレーか黒っぽい色になり、暗い色の作品ばかりだったので、大丈夫かしらと心配したりしていました。しかも、デッサンをしてからバックを塗るはずが、いつもモチーフを塗りつぶしてして全面グレーの作品が出来上がってくるので、親としては、隠してしまった「にわとり」や「ゴーヤ」を見たかったな、どうして塗ってしまったのかしら…と残念に思っていました。
 先生はグレー1色の絵を見ながら、「ゴーヤは一生懸命この辺に完成させていましたよ。ここと、ここは何度も色を塗り、本人なりに工夫して作り出した色合いなんですよ」などと、大切な宝物を作り出していたような感じで、毎回の制作の様子を詳しく伝えて下さいます。お話を伺っている内に、アトリエで過ごす一生懸命な楽しい時間そのものが輝く作品なのだと気がつくと、本人の満足気な様子にも納得が行くようになりました。
 そして黒色が大好きな時期が続いていたある日、木片で作った立体の作品をきれいな明るい紫色で彩色したことがありました。みんなの作品が並んでいる時には、まさかそれが知寛のものとは思わなくて、とても驚きました。相変わらず黒は大好きですが、新しい色を使ってみるようになった子供の変化を、面白く感じています。
 先日はひょうたんをモチーフに、初めてモチーフとバックをしっかり塗りわけた作品を描いていました。ひょうたんに掛けて結んであった紐が描いていなかったので、途中で先生が聞いてくださったところ「要らない」と、どうしても描かなかったそうです。その代わりに、へたの部分の角度を、何度も気に入らないと言っては描き直していたそうです。描きたいものを自分の考えで選んで、真剣に描くようになったことを嬉しく思いました。
 そして、もう一つ大好きな積木の活動を思い出してみると、親子クラスの頃は、周りに山のように積木が用意されていても、そんなに沢山使えなかったのに、いつの間にか、使えるだけの積木と時間を使って、アトリエならではのスケールの大きさを楽しむようになっていました。片付けるのが大変なほどたくさんの積木を使った日の帰り道は、いつも特別に満たされて、すがすがしい表情をしています。
 毎回全身で何かを感じてくるアトリエの時間は、知寛の宝物です。この先もアトリエでの色々な経験が少しずつ繋がっていって、自分で考え、選択し、行動できる力を育んでいってくれたらなと願っています。

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